総会開催報告|FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会

FA・ロボットシステムインテグレータ協会設立総会 開催報告

2018年7月13日(金)15時より東京港区機械振興会館にて、「FA・ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)」設立総会が開催された。SIer会員123社、協力会員21社にて正式に協会の設立が決議された。総会の内容は下記のとおり。また、17時20分より関係各位を交えた設立パーティーが開かれた。

1.(一社)日本ロボット工業会 橋本康彦会長挨拶

 本日ここに、FA・ロボットシステムインテグレータ協会の設立総会が開催されましたことを心からお祝い申し上げますとともに、設立までの皆様の御尽力に敬意を表します。とりわけ、当初予想を超える123社のSIer会員、そして21社の協力会員の下で発足できましたことは、本協会に対するSIer関係者の大いなる期待の表れであるとともに、日本ロボット工業会にとっても大慶の至りでございます。
 本協会の設立にご尽力を頂きました経済産業省様はじめ、当初より設立準備にあたられました関係者各位に対し、改めて深くお礼を申しあげます。

 ご承知のとおり、ロボットシステムインテグレータは、ロボット産業の普及拡大にとっての要であるとともに、ロボットメーカとシステムインテグレータはロボット産業の発展にとりましては、車の両輪にあたる存在であります。

JARA 橋本会長挨拶


 このようななか、平成27年2月にロボット革命実現会議が取り纏めた「ロボット新戦略」において、ロボットの利活用を推進するにあたってはシステムインテグレータの拡充及び人材育成の強化が必要であるとするとともに、経済産業省様はこれまで、SIerの拡充及び育成のためのプロジェクトを実施をされてきたところです。

 同時に当工業会では、経済産業省の補助事業「ロボット導入実証事業」及び「SIer育成事業」の管理法人として、またロボット革命イニシアティブ協議会の「ロボット利活用ワーキンググループ」の事務局業務を通じ、SIerの「スキル標準」や「プロセス標準」の策定など、ロボットシステムインテグレータの裾野拡大や人材育成に係わる取組みを進めて参りました。

 今回の「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」の設立を機に、FA・ロボット業界でのネットワークの構築、そしてシステムインテグレータ業界の認知向上とその事業基盤の強化に向け、会員各位が一丸となって積極的に活動を行うことで、ロボットシステムインテグレータ業界の発展とともにロボット産業の拡大・発展が期待されており、本協会の設立は大変意義深いものと感じております。

 当工業会としても、FA・ロボットシステムインテグレータ協会の活動に対して、積極的に支援してまいります。最後に、本協会の今後益々の発展とSIer協会会員各位のご活躍を祈念し、簡単ではございますが私のご挨拶とさせていただきます。設立おめでとうございます。

2.FA・ロボットシステムインテグレータ協会会則の承認

 FA・ロボットシステムインテグレータ協会会則を賛成多数で承認、同日より施行となった。
 以下、本会則に従い議事が進行された。 ⇒FA・ロボットシステムインテグレータ協会会則はこちら

3.役員選任

 会則第12条の規定により、役員の選任を行った。選出された役員は下記のとおり。

【会長】

三明機工株式会社

久保田和雄 代表取締役社長

【副会長】

株式会社バイナス

渡辺亙 代表取締役社長

【幹事】

IDECファクトリーソリューションズ株式会社

藤田雅成 ロボット事業推進室室長

株式会社HCI

奥山剛旭 代表取締役社長

株式会社オフィスエフエイ・コム

飯野英城 代表取締役社長

松栄テクノサービス株式会社

高山義弘 部長

高丸工業株式会社

髙丸正 代表取締役

株式会社戸苅工業

戸苅康成 代表取締役社長

株式会社ヒロテック

鵜野徳文 代表取締役社長

株式会社ブイ・アール・テクノセンター

横山考弘 取締役企画営業本部長

ミツイワ株式会社

泉 貴史 部長

株式会社ヤナギハラメカックス

柳原一清 代表取締役社長

株式会社豊電子工業

盛田高史 代表取締役社長

リンクウィズ株式会社

吹野豪 代表取締役

【監事】

筑波エンジニアリング株式会社

大槻歩 営業部

東洋理機工業株式会社

細見成人 代表取締役

4.久保田和雄会長挨拶

 只今会長のご指名をいただきました、三明機工株式会社久保田でございます。 初代の新米会長ですが、よろしくお願い申し上げます。昨年11月7日の経済産業省様及び日本ロボット工業会様の呼びかけによる第1回設立準備総会以来、数多くの会議を経て、ようやく本日「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」を設立を迎えることができました。本年の5月23日にロボット工業会の通常総会において協会設立の承認を頂き、その折私はどれくらい会員が集まりますかと工業会の理事の方から聞かれ、100社を目標としていますという旨の回答をさせていただきました。しかしながら、それにも増して当初の予想をはるかに超える123社のSIer会員、そして21社の協力会員という多くの同志の皆様と共に大きな一歩を踏み出すことができます。協会として大変大きな期待を背負うことになりますが、私自身大きな責任を感じております。

久保田会長挨拶


 本協会の設立にご尽力を頂きました経済産業省様はじめ、ロボット工業会様の会員企業の皆様、数多くの会議にお付き合いいただきました発起人会社の皆様、本会にお申込いただき本日ご参集いただきましたSIer会員及び協力会員の皆様、その他当初より設立準備にご尽力いただきました関係各位様に対し、改めて厚くお礼を申しあげます。


 近年、少子化・高齢化の急速な進展のもと、自動化・ロボット化はわが国の喫緊の課題となっております。わが国の生産性を維持し、ものづくり強国の国際的地位を維持するためには、大企業の自動化はもとより、中小ものづくり企業へのロボット導入を進めて参らなければなりません。また、ものづくりの世界だけではなく、食品加工やサービス業といったこれまでロボットがあまり用いられてこなかった分野へのロボット活用もわが国の活力を維持していくためには必要不可欠です。このような背景の下、今、われわれロボットシステムインテグレータには大きな注目と期待が寄せられています。
 このような状況の中、少子化・高齢化というわが国固有の問題を解決すると共に、国際社会での競争力を維持するためには、われわれ日本のシステムインテグレーターが一致団結して国家的課題に立ち向かう必要がございます。競争すべきところは競争し、協調できるところは積極的に協調して、日本のロボット産業を盛り立てていくことが、日本のこれからの未来のためにわれわれに課せられた責務であると思います。


 本協会では、企業毎の利害を超えて、積極的に日本のシステムインテグレーション能力を高めて参りたいと思います。「ネットワークの構築」「事業基盤の強化」「専門性の高度化」の3つをキーワードに、本協会を日本の未来に誇れる集団・団体として作り上げて参りたいと考えておりますので、皆様何卒ご協力のほどお願い申し上げます。以上を持ちまして、簡単ではございますが私のご挨拶とさせていただきます。

5.渡辺亙副会長挨拶

 只今副会長のご指名をいただきました、株式会社バイナス渡辺でございます。私どもは、1988年以降、ロボットをはじめとする自動化機器の教育システムを開発し普及に尽力して参りました。会長が先ほどおっしゃられたように、日本のものづくりの未来を背負う強いシステムインテグレーション集団を作り上げるためには、やはり人材の育成強化することが何よりも重要であると考えております。


 昨年、経済産業省とともに私どもを含むシステムインテグレータ複数社でスキル標準を策定、公開いたしました。本協会においては、これをさらに進めて、エンジニア個人に適用できるようなスキル標準を策定したいと考えております。また、若いエンジニアの教育プログラムを整備するとともに、ロボットの資格制度も可及的速やかに整備して参りたいと考えております。


 人材の育成は、個社で取り組む場合、手間とコストの負担が少なくありません。本日お集まりの皆様と連携していくことでこの課題を解消したいと考えますし、これが、日本のシステムインテグレータの技術力の底上げと、ひいてはわが国の生産性を大きく引き上げる鍵となると確信する次第であります。


 副会長という大役を拝命いたしましたが、私は本協会において、特に技術力の向上や教育プログラム・システムの整備といった方面に大きく力を割き、皆様と共に日本のシステムインテグレーションの礎(いしずえ)を築いて参りたいと思います。是非今後ともご協力のほどお願い申し上げます。


 最後になりましたが、本協会の設立にご尽力を頂きました経済産業省様はじめ、ロボット工業会の会員企業の皆様、数多くの会議にお付き合いいただきました発起人会社の皆様、本会の問いかけに答えていただき、お申込いただき本日ご参集いただきましたSIer会員及び協力会員の皆様、その他当初より設立準備にあたって様々な協力をしてくださった関係各位に対し、改めて厚くお礼を申しあげます。

 以上を持ちまして、簡単ではございますが私のご挨拶とさせていただきます。

渡辺副会長挨拶

6.組織構成および平成30年度事業計画について

 SIer協会の組織構成については下記のとおり。各分科会の事業計画を分科会主査より説明し、賛成多数で承認。

7.平成30年度収支予算について

 収支予算案の説明を行い、賛成多数で可決。30年度は、SIer協会事業(特定事業)に参画する会員(準会員)によってSIer協会の今後の方向性に関する議論を行い、その検討の結果を踏まえて「SIer協会-中長期ビジョン」を策定するとともに、このビジョンに従って31年度から実施する事業運営・予算配分に反映させる。
 その他、展示会(JapanRobotWeek)への出展や、会報誌などの印刷費、保険用留保等に予算を配分。


以上をもって、「FA・ロボットシステムインテグレータ協会」設立総会は閉会した。


FA・ロボットシステムインテグレータ協会設立総会の様子

FA・ロボットシステムインテグレータ協会設立パーティ

 設立総会後、17時20分より関係企業を交えて機械振興会館倶楽部にて設立パーティを開催した。久保田会長挨拶、来賓挨拶(前経済産業省ロボット政策室長 安田篤様 および 新ロボット政策室長石井孝裕様)、JARA橋本会長乾杯挨拶ののち、19時の渡辺副会長中締めまで歓談を行った。参加者は235名。


久保田会長挨拶 安田前室長挨拶 JARA橋本会長乾杯 渡辺副会長中締め